この映画は実際にあったホッケーの試合を元にした作品です。
元になった出来事を、もっと知っていたら、より楽しめたかも知れません。
想像以上にスポ根でした。
主演のカート・ラッセルは鬼監督です。
あの手この手で選手を限界まで追い込みます。
しかし、そのシゴキには愛がありました。
最初はバラバラだったチームも、次第に団結していきます。
このシーンは爽快です。
監督の思想も、どんどん選手やコーチに浸透して行きます。
そして一つになったアメリカ代表チームが、ソ連と運命のフェイスオフ。
この映画はファッションやクルマ等も見所です。
丁寧に再現されていて、ときどき当時の映像と錯覚してしまいます。
特に監督が映写機を使ってプレーを確認するシーンが印象的でした。
非常に良い映画です。
ホッケーを知らない方にもオススメ出来ます。
採点:★★★★☆